緊急告知
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、多くの日本語試験が実施できない状況になっています。この状況を受け、私共「一般社団法人 国際教育促進協会」では、「日本語コミュニケ―ション能力測定試験/JLCAT」を自宅で受験できるシステムとして提供させていただくこととしました。
日本への留学を目指す皆さん、また何らかの理由で日本語能力証明書が必要な皆さんに、このシステムを活用頂ければと思います。
尚、出願は、2020年5月1日午前9時から、また受験は2020年6月1日から毎日、午前9時・午後1時・午後5時の3回のセッションを予定しております。
尚、各セッションともに出願人数に上限を設けておりますのでご注意ください。
(時刻表期は全てGMT+9の日本時間)
JLCATは、日本語の総合コミュニケーション能力を測定するコンピュータベースの試験システムです。
日本語学習者の「認識能力」を「聴解」と「読解」の2つの能力で測定、また「表現能力」を「会話」と「記述」の2つの能力で測定、言語能力の基本となる4つの能力を総合的に測定し、受験者の日本語コミュニケーション能力を判定する試験です。
「聴解能力試験」と「読解能力試験」は、選択肢から正解を選ぶ「項目応答理論(IRT /Item Response Theory)」を応用したコンピュータプログラムを活用し、受験者の「認識能力」を相対的に評価します。
また、「会話能力試験」と「記述能力試験」では、キーボード及びマイクを使用して解答する。その文章や音声を複数の熟練した日本語教員が採点し受験者の「表現能力」を正確に評価します。
最終的には、受験者の総合的な日本語コミュニケーション能力を、CEFR軸に規定された「A1」から「C2」までの6段階で相対的に判定します。