Listening 評価基準

A1 間が長くおかれ、非常にゆっくりと発音している発話を理解できる。丁寧にゆっくりと話された指示、簡単な説明なら理解できる。
A2 発話がはっきりとゆっくりとした発音ならば、最も直接的で予測可能な日常生活に関連した句や表現が理解でき、簡単なメッセージやアナウンスの要点が聞き取れる。必要な情報を取り出すことができる。
ゆっくりと、はっきりした議論なら、自分の周りで議論されている話題はおおかた分かる。
B1 標準語で明瞭に話されたものなら、短い物語も含めて、仕事、学校、余暇などの場面で普段出合うごく身近な事柄はもとより、身近な問題についての長い議論やニュース、講義の要点も理解できる。
毎日使っている機器・設備の取扱説明のような、簡単な専門的情報、詳細な指示を理解できる。
B2 周囲の極端な騒音や不適切な談話構成、慣用表現がなく、標準語、普通のスピードで話されていれば、身近な話題でなくとも、個人間、社会、学問、職業の世界で通常出合う話題について、長い話や複雑な議論の流れでも要点が理解できる。
抽象的な話題であったとしても、情報の内容だけでなく、話し手の視点や事柄に対する姿勢、心情などが聞き取れる。
母語話者同士の活気に富んだ会話でも、話されていることのほとんどを聞き取ることができる。
C1 幅の広い慣用表現や口語体表現が理解でき、いくつかの非標準的な表現があったり、構造がはっきりしていない、または内容の関係性が暗示されているだけで、明示的でない場合でも、長い発話を理解できる。
抽象的で複雑、かつ未知の話題でも、グループ討議やディベートでの第三者間の複雑な話し合いを容易に理解できる。
聞き取れないほど音質が悪いアナウンスからでも、特定の情報を引き出すことができる。
取扱説明や、ごく身近な製品説明やサービスについての、複雑な専門的情報が理解できる。
C2 母語話者のかなり速いスピード、更にはどんな種類の話し言葉でも方言的な慣用表現も含め難無く理解できる。
馴染みの薄い専門用語を利用した専門の講義やプレゼンテーションも理解できる。