Reading 評価基準

A1 日常によくある非常に短い簡単なテクストから身近な語彙、基本的な表現が分かり、簡単な情報文の内容や、簡潔な記述文の概要を理解することができる。特に視覚的な補助があれば、さらに容易に概要が把握できる。
A2 日常的、もしくは仕事関連でよく用いられる具体的で身近な事柄なら、短い簡単なテクストが理解できる。
日常的に見られる広告、学校、職場での説明、指示、規則などの掲示といった予測可能、または予備知識のある特定の情報を理解することができる。
手紙、パンフレット、新聞の短い事件記事のような、簡潔なテクストの中から特定の情報を取り出すことができる。
B1 主張のはっきりした論説的テクストの主要な結論を把握できたり、長いテクストから特定の課題遂行のための情報を収集できる。
手紙、パンフレット、短い公文書のような日常の資料の中から重要な情報を探し出し、理解できる。
B2 幅広い専門的な話題についての情報や記事、レポートなどの、長い複雑なテクストの重要事項を見定めることができる。
筆者が特別の立場や視点から取り上げた、現代の問題に関する記事やレポートを理解できる。
C1 社会、専門、学問の分野で出会う可能性のある、ある程度長い、複雑なテクストを詳細な点まで理解できる。
意見表明だけでなく、含意された意見や立場も含めて詳細な点まで理解できる。
C2 抽象的で構造的に複雑な、もしくは口語表現の非常に多い文学、および文学以外の書き物も、書かれた言葉のあらゆる形式を実質的に理解して、意味や文体の微妙な違いまで理解できる。
明示的な意味と同時に暗示的な意味が解釈でき、幅広い分野にわたって、長い複雑なテクストを理解できる。