Writing 評価基準

作文

全体
(課題と構成)
①構成 A1 簡単な表現や文を単独に書くことができる。
A2 「そして」「しかし」「なぜなら」などの簡単な接続詞でつなげた簡単な表現や文を書くことができる。
B1 一連の短い別々になっている要素を一つの流れに結びつけることによって、結束性のある簡単な文章を書くことができる。概念や問題の主要な点を、比較的正確に表現することができる。
B2 適切に要点を強調し、根拠となる重要な関連のある補足事項をあげたり、いろいろな考えや問題の解決法、利点や不利な点を評価するなどして、整然と論拠を展開できる。
C1 明瞭にきちんとした構造を持った文章を書くことができる。関連性のある重要点を強調して、補助事項、理由、関連する詳細な事例を付け加えて論点を展開し、それを維持していくことができる。最後に、適切な結論で終わることができる。
C2 適切で印象的な文体と論理的な構成を用いて、明瞭に調子よく、複雑な文章を書くことができる。
②課題 A1 自分自身や想像上の人々について、簡単な情報(名前、家族、出身、年齢、性別、住居、仕事)を書くことができる。
A2 出来事、過去の活動、個人的な経験の記述を短い文で書くことができる。好きか嫌いかを述べることができる。
B1 自分が関心を持つ身近な話題について、複雑でないが、詳しく記述することができる。感情や反応を含めて、経験したことを書くことができる。夢や希望、野心を書くことができる。 意見、計画、行動について短い理由や説明ができる。
B2 さまざまな話題について、実際もしくは想像上の出来事や経験を複数の見解を相互に関連づけ、明瞭かつ詳細に述べることができる。
C1 複雑な話題について、洗練された描写や文章を書くことができる。
C2 明瞭ですらすらと流れるように、詳しく、多くは記憶に残るような経験談を⾃信を持ってはっきりと述べ、読み手を完全に引き込むことができる。
③文法 A1 学習済みのレパートリーの中から、限られた、いくつかの単純な文法構造や構文を使うことはできる。
A2 いくつかの単純な文法構造を正しく使うことができるが、依然として決まって犯す基本的な間違いがある―例えば、時制を混同したり、性・数・格などの一致を忘れたりする傾向がある。しかし、本人が何を言おうとしているのかはたいていの場合明らかである。
B1 多くの場合高いレベルでの文法駆使能力があるが、母語の影響が明らかである。誤りも見られるが、本人が述べようとしていることは明らかに分かる。
B2 高い文法駆使能力がある。時には「書き間違い」や、不注意による誤りや些細な不備が見られる場合があるが、その数は少なく、後で見直せば訂正できるものが多い。 誤解につながるような間違いは犯さない。
C1 常に高い文法的正確さを維持する。誤りは少なく、見つけることは難しい。
C2 複雑な表現においても常に高い文法駆使能力を維持して、誤りはほぼない。
④正書法の把握 A1 例えば、日常的な物の名前、店の名前や普段使う定型表現、個人的な情報など、馴染みのある単語や言い回しを書くことができる。
A2 日常的な話題に関して、当人が話す語彙に含まれる単語などを使い、短い文で割合に正確に文字化することができる。
B1 読者が理解できる、ある程度の長さの文章を書くことができる。綴りや句読点、レイアウトなどは、ほとんどの場合読者を混乱させない程度に正確である。
B2 標準的なレイアウトや段落切りの慣習に従って、ある程度の長さのはっきりと理解できる文章を書くことができる。母語の影響を見せることもあるが、綴りや句読点の打ち方はかなり正確である。
C1 レイアウト、段落切り、句読点の打ち方が統一されており、読者にとって読みやすい。綴りは、時々些細な間違いがある以外は正確である。
C2 正書法の誤りなしに文章を書くことができる。
⑤語彙の使いこなし A1 非常に基本的な範囲で、自分自身に関することや、特定の具体的な状況に関して、単語や言い回しのレパートリーを持っている。ただしそれらの間の繋がりはない。当人の言語を読みなれている母語話者であれば、多少努力すれば理解できる。
A2 馴染みのある事柄や型にはまった事柄であれば、限られた情報を、簡単かつ分かりやすく、自分が述べたいことを伝えることができるが、その他の場面ではたいてい内容的に妥協しなければならない。ポイントを簡単に並べ上げる形で、物事を語ったり事物を記述できる。
B1 本人の日常生活に関わることや、時事問題など社会的な話題、音楽や映画といった文化的な話題について、多少間接的な表現を使ってでも、自分の述べたいことを述べられるだけの語彙を持っている。 複雑な考えや、非日常的な話題や状況に関して何かを述べようとすると、大きな誤りをすることがあるが、初歩的な語彙は使いこなせる。
B2 本人の専門分野や大部分の一般的な話題に関して、幅広い語彙を持っており、信頼を得られる程度に情報を詳しく伝えることができる。その内容を制限している感じを与えることはそれほどなく、多少の混乱や間違った単語の選択も読者の理解を邪魔しない範囲である。
C1 自分が言いたいことを明確に言語化するために、幅広い使用可能な言語の範囲から適切な表現を選ぶことができ、その内容を制限する必要がほとんどない。時には些細な言い間違いがあるが、大きな語彙上の誤りはない。
C2 正確に自分の考えを言語化したり、特定の点を強調したり、区別したり、あいまいさを除いたりするために、包括的で確実な、非常に幅広く習熟した言語の範囲を利用することができる。発言内容を制限する必要は全く感じられず、修飾語句を、幅広く、比較的正しく使うことによって、意味の微妙なあやを精確に伝えることができる。

要約

①全体(課題と構成) A1 単語、または短い文を書き取ることができる。
A2 学習者の限られた能力と経験の範囲内で、キーワード、表現、短い文を書き取ることができる。
B1 複数の或いは、一つの情報源からの短い断片的な情報を、語調や、順序は元のままで要約することができる。もし話題が身近で、簡単な言葉で表現されており、はっきりとした発音で標準的な話し言葉で話されれば、重要な点をリストにすることができる。
B2 身近な話題で明確に組み立てられた話や対話なら理解でき、あとで自分が使うため十分な情報をまとめ、要約することができる。
C1 長く複雑な話や対話を要約することができ、それが非常に詳細で、話された内容を忠実に再現しているから、他の人にもそのノートが役立つ。
C2 異なる情報源から情報をまとめ、論点や主張を整理して、まとまりのある全体的結論を示すことができる。話の含意やほのめかしに気づき、それらをメモし、さらに実際に使った表現をノートに取ることができる。
②文法 A1 学習済みのレパートリーの中から、限られた、いくつかの単純な文法構造や構文を使うことはできる。
A2 いくつかの単純な文法構造を正しく使うことができるが、依然として決まって犯す基本的な間違いがある―例えば、時制を混同したり、性・数・格などの一致を忘れたりする傾向がある。しかし、本人が何を言おうとしているのかはたいていの場合明らかである。
B1 多くの場合高いレベルでの文法駆使能力があるが、母語の影響が明らかである。誤りも見られるが、本人が述べようとしていることは明らかに分かる。
B2 高い文法駆使能力がある。時には「書き間違い」や、不注意による誤りや些細な不備が見られる場合があるが、その数は少なく、後で見直せば訂正できるものが多い。 誤解につながるような間違いは犯さない。
C1 常に高い文法的正確さを維持する。誤りは少なく、見つけることは難しい。
C2 複雑な表現においても常に高い文法駆使能力を維持して、誤りはほぼない。
③正書法の把握 A1 例えば、日常的な物の名前、店の名前や普段使う定型表現、個人的な情報など、馴染みのある単語や言い回しを書くことができる。
A2 日常的な話題に関して、当人が話す語彙に含まれる単語などを使い、短い文で割合に正確に文字化することができる。
B1 読者が理解できる、ある程度の長さの文章を書くことができる。綴りや句読点、レイアウトなどは、ほとんどの場合読者を混乱させない程度に正確である。
B2 標準的なレイアウトや段落切りの慣習に従って、ある程度の長さのはっきりと理解できる文章を書くことができる。母語の影響を見せることもあるが、綴りや句読点の打ち方はかなり正確である。
C1 レイアウト、段落切り、句読点の打ち方が統一されており、読者にとって読みやすい。綴りは、時々些細な間違いがある以外は正確である。
C2 正書法の誤りなしに文章を書くことができる。
④語彙の使いこなし A1 非常に基本的な範囲で、自分自身に関することや、特定の具体的な状況に関して、単語や言い回しのレパートリーを持っている。ただしそれらの間の繋がりはない。当人の言語を読みなれている母語話者であれば、多少努力すれば理解できる。
A2 馴染みのある事柄や型にはまった事柄であれば、聞き取ったことを簡単かつ分かりやすく書くことができるが、その他の場面ではたいてい内容的に妥協しなければならない。ポイントを簡単に並べ上げる形で、記述できる。
B1 本人の日常生活に関わることや、時事問題など社会的な話題、音楽や映画といった文化的な話題について聞き取ったことを伝えられるだけの語彙を持っている。 複雑な考えや、非日常的な話題や状況に関して何かを述べようとすると、大きな誤りをすることがあるが、初歩的な語彙は使いこなせる。
B2 本人の専門分野や大部分の一般的な話題に関して、幅広い語彙を持っており、信頼を得られる程度に情報を詳しく書くことができる。その内容を制限している感じを与えることはそれほどなく、多少の混乱や間違った単語の選択も読者の理解を邪魔しない範囲である。
C1 時には些細な書き間違いがあるが、大きな語彙上の誤りはない。内容の確実性/不確実性、信頼性/疑問性、可能性などに対応した修飾語句をつけて、聞き取ったことを正確に書くことができる。
C2 一貫して正しく、適切に語彙が使用できる。例えば、程度の副詞や、限定を表す節などの修飾語句を、幅広く、比較的正しく使うことによって、意味の微妙なあやを精確に伝えることができ、強調したり、区別したり、あいまいさを排したりすることができる。