外国語話者の言語能力判定は世界中で行われてきました。
特にヨーロッパでは、多くの国同士が地続きの関係にあるため、特に外国語運用能力評価研究が盛んです。「欧州評議会」では、その人の外国語の運用能力を評価する基準「CEFR」を2001年に発表、外国人の言語運用能力を6段階で評価することが提唱されました。現在では、この考え方が世界標準といわれています。
JLCATでも、この「CEFR」の考え方に準拠、6段階、即ち基礎段階の言語使用者をA1、A2、自立した言語使用者をB1、B2、熟練した言語使用者をC1、C2に分類して評価していきます。